鬼怒川で大人気のSLを見たい!停車駅で見るのもいいですが、駅前の転車台でみるのがおすすめ!180℃回転して真正面でみることができます。大迫力の転車台、どこでいつ見ることができるのでしょう。実際に見てきたので、その様子も合わせてどうぞ。
東武鉄道の「SL大樹」とは?
SL大樹は、「C11型207号機」。編成は、蒸気機関車・車掌車・客車(3両)・ディーゼル機関車の6両編成です。
ディーゼル機関車が牽引するDL大樹は、ディーゼル機関車・客車(3両)の4両編成でSL大樹編成の後部に連結されたり、終着駅で客車の入れ替えの時に活躍しています。
走行は鬼怒川線「下今市」駅~「鬼怒川温泉」駅間。土日・休日を中心に一日4往復8本(平日は原則2往復4本)していて、周囲の観光場所と合わせて見たり乗ったり楽しむことができます。
昭和に製造されて、一旦廃車になるものの、平成12年(2000年)JR北海道で北の大地を走っていました。前照灯がカニのような目をしていることから「カニ目」と呼ばれるそうです。
ブルーの客車には実際乗ることができ、ネットで乗車券の購入・予約ができます。
SL「大樹」どこで見れる?転車台の入線時間は?
転車台は、「下今市」駅と「鬼怒川温泉」駅前に転車台広場があります。
転車台だけでもこの迫力。これにSLが乗るを思うとわくわくします。
休日は4往復なので、各駅4回入線します。
転車台入線時刻はこちら(東武鉄道サイトより)
下今市駅転車台 | 12:50 (SL2号) | 13:55 (DL4号) | 16:35 (SL6号) | 17:40 (DL8号) |
鬼怒川温泉駅転車台 | 10:30 (SL1号) | 11:30 (DL3号) | 14:05 (SL5号) | 16:00 (DL7号) |
※DLはディーゼル機関車。尚、時刻は前後有り、都合により運休有り。
SL「大樹」間近!大迫力の転車を鬼怒川温泉駅で見てきました!
ここからは実際に鬼怒川公園駅の転車台を見てきたのでその様子をお伝えします。ちなみに日曜日、10:30のSL1号の入線です。
下今市から最後の鬼怒川公園駅にやってきた大樹。
客車が切り離され、転車台に向かってきます。
転車台に乗りました。ゆっくり転車台が回り出します。広場はお客さんでいっぱいに。機体の細部までしっかり見ることができます。
シュッシュッポッポの機関車の音が良い…。時々、ボー!!っと凄い音を鳴らしてくれます。
車掌さんたちはずっと笑顔で手を振り、大樹についてアナウンスしています。見ている人を喜ばせてくれる素敵な演出ですね。
転車が終わって駅に向かっていきます。最後まで車掌さんの暖かいアナウンスと手を振り笑顔。「大樹は今日も一日頑張って走ります!」ですって。頑張れ大樹!後姿を見送って最後まで子供たちは手を振ります。SL大樹、みんなに愛されている感じが伝わりました。
SL「大樹」そのかっこよさに子供も大人も大興奮!
昭和レトロなSLは本当にかっこよく、貴重な姿を見ることができました。
大樹の真っ黒な機体と汽笛の音に重厚感を感じます。目の前の転車は迫力がすごい!見ごたえばっちりでした。どの場所にいてもいい写真を撮ることができます。
ちなみに停車駅には大樹のグッズの販売され、人気があるそうです。
大人も子供も楽しめるので、是非見てみてはいかがでしょうか。