飛行機の中はなぜ寒い?空調と寒さ対策に持って行きたいものは?【乾燥グッズも!】

女性 寒い 冬 寒さを感じる

楽しい旅で飛行機の移動はテンションが上がりますよね。そんな中、いざ乗ってみると寒い!辛い思いをしてしまったり、体調を悪くしてしまったらせっかくの旅が台無しです。

我が家もハワイ行きの機内が異常に寒くて、子供に厚手の上着を持ってくれば良かった…なんて後悔もありました。お子様とのフライトや、冷え性の方には特にしんどいものです。

本記事はどうして飛行機の中は寒いことがあるのか、乗ってしまってから寒さを感じてできることを解説。さらに持っておくと良いおすすめの寒さ対策グッズ、ついでに乾燥対策グッズもご紹介します。

行き先は南国でも機内は極寒…そんなこともあるので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

そもそもどうして飛行機の中は寒いの?

高度1万メートル、外は-50度の上空を飛ぶ飛行機。外気が入ってきて寒いのでしょうか。いいえ、こうした上空でも機内は適度な環境を保つことができているのです。

それでも寒い…と感じてしまう機内、どんな理由からくるのでしょう。

理由1「航空会社によって、機内の設定温度が低い」

機内の温度は日系と外資系航空会社によってちがいがあります。JALやANAなどの日系会社は、機内温度が22~26℃に保たれているそうです。なのでこちらの飛行機を利用した時、確かに寒さはそこまで感じたことはないですね。

一方、外資系では機内温度がもっと低めです。暑がりな外国人の体感温度に合わせているので、日本人にはしんどいぐらい冷房が効いている…なんてこともあるのです。

理由2「湿度が低いから寒いと感じる!」

機内の湿度は20~10%と、普段の生活よりだいぶ乾燥した環境で過ごすことになります。湿度の変化は気温が一緒でも寒さ・暑さの体感温度が変わり、空気がカラカラの低湿度状態だと、皮ふの水分がどんどん蒸発し熱を奪われるので、寒いと感じてしまうのです。

では、なぜ機内は湿度が低いのかというと、飛行機の空調ダクトの結露防止のため、水分を除く除湿された空気が機内に送り込まれます。ですので機内は空気が乾燥しているのです。

このような理由から機内は寒くなることがあります。これは乗務員さんに空調をどうにかしてもらうのは難しそうですね。なので自分で対策をしていきましょう!

飛行機内が寒い!できることは?

飛行機 機内 機内環境

対策1 「吹き出し口をOffに」

機体によっては吹き出し口がついていますが、この風が付きっぱなしでは寒い上に乾燥もするので切っておきましょう。

対策2 「毛布の追加」

機内アメニティで用意されている毛布。こちらはクラスや会社によってちがいますが、エコノミークラスは正直薄いです。なので必要であれば追加をお願いしましょう。ただ枚数が限られているため、争奪戦になったり追加できなかったりと期待できないことも考えておいてください。

対策3 「着込む」

これに尽きますね。もはや服装や持ち物を強化するのが一番です。厚着してって暑かったら脱ぐぐらいでも心配な方はいいかもしれません。それぐらい航空会社によっては寒いです。特に足元は冷えるので、厚手の靴下を持参もしくは履いていってもいいと思います。南国に行くからといって、リゾートスタイルにサンダル…は後悔することになるかと思うので、適切な服装にしましょう。

実際、どんなものがあったら暖かく快適に過ごせるか、おすすめのグッズをご紹介します。

あると安心!機内の寒さ対策におすすめグッズ

冬 靴下 寒い

パーカーなどの羽織

フリースやパーカーなどはぜひ持参したい物です。そして家族分あった方が良いでしょう。これは薄手の物から厚手の物といろいろですが、薄い物なら風を通さないタイプなどがいいかと思います。寒がりな私はもこもこした物を持っていないと心配なので、持って行くか着て行きます。これは好みもあると思うのでご自分やご家族でベストな上着があると安心です。

スカーフ

首元から外気の進入を防げるので、女性の方は持っていてもかさばらず、旅先の冷房対策にもなるのでいいかと思います。さらに心配な方はもう少し厚手のストールやマフラーも寒さ対策に使えますね。

毛布

マイ毛布を持参する方も多いです。毛布といっても持ち運びしやすい物もあるし、くるっと自分を巻いてしまって寝るときに役立つボタン付きも便利で収納にも良さそうです。膝掛けにしたら快適。お子様用あってもいいと思います。ただご家族の場合はかさばり注意です。荷物が増えすぎると逆にストレスになるので、我が家では子供分を持参しようと思います。なるべく荷物はシンプルがいいので、大人は服装で調整でもいいかもしれませんね。

使い捨てカイロ

カイロは長時間のフライトでも有効で、かさばらないのでバッグにいれておいてもいいですね。寒くなったら貼って使えば快適です。足が冷える方には靴に敷いて使うタイプも良いですね。

と、ここまで寒さ対策に使えるもののご紹介でしたが、機内は乾燥もするので合わせて持って行きたい乾燥対策に使えるものもご紹介します。

機内の乾燥対策におすすめグッズ

マスク

顔の保湿に!濡れマスクもいいですね。フライトで長時間つけても痛くないものがいいです。

めがね

コンタクトで乾燥が気になる方は持っていくのが良いかと思います。私もコンタクトですが、7、8時間のフライトだったらつけっぱなしで行けてます。なのでそのままですが、気になる方は持って行きましょう。その際は手荷物に洗浄液やケースをお忘れなく!

点眼

普段からドライアイの方、目の乾燥が気になる方はあったほうがいいですね。

リップクリーム・ワセリン

空気が乾燥してくると、肌の前に唇がカサカサになりませんか?私がそのタイプなので絶対に持っていたいもののひとつです。リップクリームもいいですが、ワセリンの保湿力は最高なので、これ一本あると子供にも使えるので重宝しています。

化粧水・クリーム

肌の乾燥対策に持っておくと安心です。私も機内用で少量用意することが多いです。セットでクリームや乳液などもあると良いと思います。化粧水は湿度の低い機内だとすぐ蒸発してしまうので、クリームで膜を作ったほうが持ちが良いです。ここでもワセリンを使うことができそうですね。

飴・ガム

喉や口の中の保湿になります。気圧の変化で耳が痛くなったときにも使えます。

喉の乾燥にも注意!乾燥で痛めやすいのが喉かと思います。私もすぐ痛くなる方なので、旅先で喉で痛かったり咳が出ていたりではしんどいですよね。機内で飲み物をもらったり、機内食と一緒にペットボトルのお水がでたりするので水分補給して喉を潤しましょう。保安検査後の搭乗前に飲み物を買って持ち込むこともできるので喉の乾燥にもご注意ください。

寒い飛行機での対策や乾燥を防止して快適な旅を!

飛行機で避けられない乾燥と寒さ。冷え性の方やお子様がいると大変ですが、適切な対策をとって機内でも快適に過ごせるようにしましょう。最低限、羽織るものは準備しておくと良いです。

タイトルとURLをコピーしました