【ハワイ】ホノルルからマウイ島やハワイ島への行き方は?入国から搭乗までを完全攻略!

オアフ島もいいけど、他の諸島にも行ってみたい!と思ったはいいけど行き方が良くわからないし、日本からの直行便がない!どうしたらいいの?と思う方もいると思います。

国際便から国内便となるのでターミナルも変わるし、入国や荷物のことなどの疑問もいろいろ…。

本記事ではハワイの各諸島へ行くために、オアフ島から乗り継ぐ方法と注意点、入国から各諸島行きの飛行機に乗るまでを解説しています。ハワイの新たな魅力を知るため、ぜひ他の島にも足を運んでみましょう!

ハワイ諸島、日本からの行き方は?直行便はあるの?

オアフ島、ハワイ島は日本から直行便出ていますが、マウイ島、カウアイ島へは、日本からオアフ島(ホノルル)→各諸島へと乗り継ぎ(トランジット)が必要です。

ちなみにハワイ島へは、成田国際空港と羽田空港からハワイ島のコナ国際空港行きの直行便が出ています。本数は少ないので、ホノルルでの乗り継ぎも一般的です。

ホノルルの「ダニエル・K・イノウエ国際空港」から、国内線(ハワイアン航空など)に乗り継いで各島へ行きます。

日本からオアフ島を経由して行った時のカウアイ島・マウイ島・ハワイ島への所要時間はこのようになります。オアフ島まで7時間半~8時間+オアフ島から各諸島の所要時間+乗り継ぎ時間(2時間~3時間ぐらい)でざっくりですが、行きはこんな感じです。

ハワイ島コナ空港への直行便は、平均で7時間50分となっています。

※帰りの日本行きの便は偏西風によりもっとかかります。

ホノルルに着いてから乗り継ぎの流れはこうだ!

<ホノルル空港から各諸島に行くための手順>

入国手順①入国審査

    ②荷物をピックアップ

    ③税関申告

   ※乗り継ぎカウンターで荷物を預ける

乗継手順①ターミナル2→ターミナル1へ

    ②チェックイン

    ③セキュリティチェック

    ④搭乗   

このように、ハワイ(アメリカ)入国を行ってからターミナルを移動して、乗り継ぎ手続きをして搭乗口に向かうという流れになります。

ホノルルから各諸島へ!抑えておきたいポイント

乗り継ぎするにはターミナル1へ

日本から到着した、つまり国際線(ターミナル2)にいることになりますが、各諸島へは国内線のインターアイランドターミナル(ターミナル1)に移動する必要があるのです。

預けた荷物は一度引き取ろう!スルーは×

乗り継ぎでは一度荷物を引きとらなければなりません。引き取って税関後に乗り継ぎカウンターがあるので、ここで再度預けることができます。ただ注意点があるので、後ほど詳しく解説します。

セキュリティチェックは日本より厳しい!

出発では苦労しなかったと思いますが、アメリカのセキュリティチェックは厳しく、日本ほどスムーズにいかないので、時間には余裕を持ちましょう!

ちなみにホノルル着いてからぜーんぶでどのぐらいの時間が必要か…というと、いろいろ逆算して2時間半はほしいです…!

理由は、ハワイ入国は時期によって混雑する、乗り継ぎ時セキュリティチェックに時間がかかる、英語圏で困る、はじめての場所と移動、機械操作もあるので手こずりがちという点でしょうか。子供連れであればなおさら時間がほしいですね。

※ちなみに、乗り継ぎ時チェックインは搭乗時間の1時間半前を推奨しています。

 

それではここから、トランジット手順です。まずホノルルに着いて、ハワイ(米国)入国の手続きからスタートです。

入国手順①まずは米国入国しよう

ホノルルに到着すると、空港のターミナル2の3階にいる状態です。そのまま動く歩道がある連絡通路を通り、2階のイミグレーション(入国審査場)へ行きましょう。ここでの入国審査の列ですが、アメリカ人(ハワイ市民)と観光者とで分かれているので、気をつけてください。

アメリカ入国では電子化を推奨していて、APC  Kiosk(自動パスポートコントロール)という機械から入国処理を行えます。これは、ESTA取得者対象で、有人カウンターに行く前にこちらで自己操作することで、入国のプロセスを短縮できるよ、というもの。待ち時間の短縮と同じ住所の家族が一度で処理できます。

機内で配られる関税申告書にある質問に答えて進めていきます。なので、関税申告書は提出不要となりますが、機械の故障などで必要になることも考えて機内で書いておいた方が良いです

しかも機械は日本語対応なので、英語で質問されてドキドキするなんてことなく完了できます。

これでパスポートの読み取りと質問の回答、指紋登録、顔写真を済ませ、最後に用紙が出てきます。それとパスポートを持って有人カウンターへ向かいます。

ここで滞在日数など簡単な質問は受けますが、とりあえず係員の指示に従って、入国審査終了となります。

※入国でよく聞かれる質問は英語で答えられるようにしておくと良いです。もしくは場所は紙に書いて見せられるようにするとスムーズです。

  • 滞在日数
  • 目的
  • 滞在ホテル、コンドミニアム
  • 何人できたか

入国手順②荷物をピックアップ

乗り継ぎ時は預けた荷物は一旦引き取るので、入国審査後は1階に降りて自分のフライトナンバーのターンテーブルの場所を掲示板でチェックして、荷物を引き取ります。

ハワイでは入国に時間がかかっているとターンテーブルから荷物を降ろして置いてあります。

もしも自分の荷物が見つからない時は、預けた時の引き換え券をスタッフに見せて紛失手続きを行なってください。

入国手順③税関申告

入国最後の手順です。

税関申告でパスポートと先ほどのAPCの用紙を提示するのですが、機内で配られる税関申告書は念のため記入して持っておきましょう。ちなみに税関申告書は一家族(住所が同じ)1枚で大丈夫です。

特に申告するものがなければ、係員から質問を受けることはないです。

ちなみに無税で持ち込めるのは、販売を目的としない所持品、宝石、化粧品カメラなど。大人(21歳以上)1人1Lのアルコール飲料、たばこ200本など。

申告が必要な現金所持額は、$1万以上(日本円にして約100万円以上)。

持ち込み禁止は、植物(根の付いた野菜も対象)、果実、肉類などの生鮮食品です。

ちなみに「ハワイ人へのお土産はあるか」と聞かれることもあるそうです。ある場合は品物が$100以下(だいたい1万円以下)もしくは72時間以上の滞在で免税です。

乗り継ぎカウンターで荷物を預けられる!

引き取った荷物ですが、税関申告を出たエリアのツアー出口手前の「乗り継ぎカウンター」で荷物を再び預けることができます。これでターミナルを移動してチェックインまで一緒に持って行かなくて済むので、ここで預けると良いです。

ただ注意点があって、搭乗券が最終目的地(マウイ島やハワイ島など)まで発券されていなれば預けられません。日本でのチェックイン時、最終目的地まで発券されているとこを確認しましょう。

JALは専用乗り継ぎカウンターがあるようですが、航空会社によっては自分で運ばなければならないので注意です。

ですが、この乗り継ぎカウンター、以前10時台にも関わらずしまっていたことがあったので期待しない方がいいかもしれません…。チェックイン場所まで自力になりますが、そんなに遠くありませんし、荷物カートもあるので使いましょう。

ただ覚えておきたいのが、税関を抜けたら出口は、「個人出口」と「ツアー出口」の2つ。個人旅行でもインターアイランドへはツアー出口の方が近いので、ここをぬけましょう。

そしてここからは国内線への乗り継ぎの手順です。

乗り継ぎ手順①インターアイランドターミナルを目指そう

国内線であるターミナル1を目指します。といってもターミナル間は100m程度で、そんなに距離はないです。「InterIsland Flights」の看板が出ているので、これがインターアイランドターミナルへの道標ですね。

乗り継ぎ手順②チェックイン

はじめの方で時間について触れましたが、国内線チェックインは最低でも出発の1時間半前を推奨しています。ということで、セキュリティチェックのことも考えて、ここから2時間はほしいと思います。

自動チェックイン機を使用します。画面上の日本語をタッチすると日本語に切り替わるので、あとは画面の指示に従っていけば大丈夫です。

処理が終わると、「搭乗券(ボーディングパス)」、「荷物タグ」、「レシート」がプリントアウトされて出てきます。荷物タグは自分で荷物に付けて、カウンターで預かってもらいましょう。

次に荷物を預けますが、ハワイアン航空の国内線では預け荷物に1つ目から料金が発生します。

お支払いはカードのみとなり、荷物は3辺長さが62インチ(157.48cm)のものとします。

Hawaiian Miles会員は2つまで割引料金で預けることができますが、会員ナンバーを予約時もしくはチェックインが完了するまでに提示しなければ無効となってしまいます。

※ファーストクラスは無料。

<預かり荷物の料金> 

荷物の個数1つ2つ3つ
通常$25$35$50
Hawaiian Miles会員$15$20$50


ちなみに下記の重量超過は追加料金がかかるので、1つの荷物は23kg以下にしましょう。

51〜70ポンド

(23kg以上32kg以下)

$35

71〜100ポンド

(32kg以上45kg以下)

$70
100ポンド以上預かり不可

そのときに荷物の「引換証(claim tag)」が渡されるので、こちらも失くさずにしておいて下さい。

乗り継ぎ手順③セキュリティチェック

持ち込み禁止のものは日本の空港と一緒ですが、アメリカのセキュリティチェックは日本より厳しく、靴を脱いだり、ベルトを取ったりと手順も多くなかなかスムーズに進まないので、長い列になっていることもあります。

特に子連れ家族は荷物のチェックが厳しい印象でした。子供のおやつを持っていたりすると持ち込みできないわけではありませんが、バックを一つ一つ開けて調べたり、赤ちゃんの飲み物にはチェックが入り、臭いを調べたりで時間がかかります。小さな子がいると大変かもしれませんが、協力して待ちましょう。

乗り継ぎ手順④搭乗

ゲート前のシートで待っていましょう。アナウンスがあるので、指示に従って搭乗します。

まとめ

いろいろお伝えしてきましたが、ざっくりまとめるとこんな感じです。

①ハワイ入国→「APC  Kiosk」という機械で自己処理。とはいっても有人カウンターは通るので英語で質問に答える。混雑時は1時間以上かかることもある。

②荷物の引き取り→ターンテーブルで自分の荷物をピックアップ。

③税関申告→「APC  Kiosk」で発行した申告書、もしくは機内で記入した申告書を提示。

④乗り継ぎカウンター→できればここで預けられると楽。そして団体出口から出る。

⑤移動→ターミナル1の国内線へ移動。10分ほど。

⑥チェックイン→自動チェックイン機使用。荷物を預けるには料金がかかる。

⑦セキュリティチェック→アメリカは厳しいので時間がかかる。

⑧搭乗→搭乗ロビーで待機。アナウンスに従う。

やはり全体で2時間半~3時間はかかっちゃうかなーと思います。入国がスムーズなら良いのですが。

ちなみに、入国して2時間以上あるからワイキキに行ってみようと考えるかもしれませんが、空港からタクシーでもワイキキまで片道40分。5時間あったとしても滞在1時間ほどで戻ってくるのもリスキーかな思います。何が起こるかわかりませんしね。

もしオアフも楽しみたいのであれば、滞在日を確保をしたほうが良いです。

では、スムーズな乗り継ぎでマウイ島やハワイ島を楽しんできてください。